医療法人百瀬歯科医院

予防歯科をベースに歯科全般にわたる治療を行っています。お子さまからお年寄りの歯の治療、専門的な歯周病の治療・ホワイトニング・インプラント治療と本来は予防歯科により防げない様々な歯科治療にも対応しております。お口のお悩みにしっかり向き合い、カウンセリングのお時間を十分にとり分かりやすい説明を心がけています。開院より約100年、地域に根付きコミュニケーションを大切にした歯科診療を行っています。

歯周病

歯周病の治療は、歯に付いた汚れ
（特に歯石：長期間付着していた汚れが固まってできた石）を取り除き、
それ以上炎症が広がるのを防ぐと共に、
歯周病菌によって傷んだ歯ぐきを正常な状態に戻すことが目的です。
近年の研究で歯周病が、糖尿病・心臓病などとも非常に深い関係があることが分かっています。

歯周病は細菌（バイオフィルム）の感染により、非常に再発しやすい病気です。
毎日のご本人のお手入れと、定期的な歯科医院でのチェック・クリーニングが必要となってきます。

歯周病予防と治療 ［1］ 歯みがきと歯石除去
精密な歯周病検査を行い、歯ぐきや歯槽骨の状態
歯周病を悪化させる要因の有無などを分析し治療計画を立てていきます。

ご自身ではしっかり歯みがきができていると思っていても
歯並びや磨き方のクセで、どうしても磨き残しの部分があります。

原因である歯周病菌の除去が大切なので、歯みがきの練習を行います。
痛んで出血しやすい歯ぐきも正しく歯みがきをすることにより、かなり引き締まってきます。
また歯石を取ると、歯石の表面や内部の細菌が減りさらに歯ぐきが引き締まってきます。
この治療を定期的に全ての歯に行います。

［2］ 修復物や咬み合わせのチェック
すき間に細菌がたまり、炎症がなくらなかったり再発しやすくなったりしますので
適合の悪い修復物などはやり直しが必要な場合もあります。
異常な咬み合わせがあると変な力がかかって、歯槽骨が吸収しやすくなるので咬み合わせの調整も必要です。

［3］歯周外科処置
歯周基本治療を行っても深い歯周ポケットが残っていると、
歯ブラシが届かず再発の危険がありますので歯周外科治療をご提案することがあります。
歯槽骨の形態をよくしたり歯周ポケットを減らすことができ、清掃しやすい環境ができます。
また健康保険の対象外になりますが、症例によっては歯周組織再生療法によって
ある程度、歯槽骨や歯ぐきを再生することもできます。

虫歯

虫歯の原因は細菌によるものです。
ごく初期の段階では痛みなどの自覚症状を感じにくいため
しみたり、痛みを感じるころには歯の深い部分にまで虫歯が進行していることがあります。

ご希望で使用する詰め物・被せ物は
自費負担の材料を選択することも可能です 保険内治療では銀歯になってしまう被せ物も、
自費負担でセラミック（陶材）を使用することで
目立ちにくい自然の歯のような仕上がりにすることができます。

【ジルコニアセラミック】
ジルコニア（人工ダイヤ）を配合した、硬くて強度のあるセラミックです。
金属並みの強度をもち、衝撃にも強い素材なので前歯や奥歯にも使用することができます。
金属を使用しないため見た目にも良く、金属アレルギーの心配がないなどメリットがあります。

【ハイブリッドセラミック】
セラミック（陶材）の成分と樹脂（プラスチック）を混ぜ合わた素材です。
歯と同じような色になるため、目立ちにくくすることができます。
プラスチックが配合されているため、経年で変色する可能性があります。

予防歯科

百瀬歯科医院では虫歯・歯周病で悪くなった部分を治療するだけではなく、
健康な状態を維持する事が重要であると考えております。
患者さまご自身の歯を大切に残すことができるよう
日々の生活の改善案、検査など患者さまに適した予防歯科治療を行っています。

予防歯科治療の内容

口腔内のチェックや虫歯・歯周病の検査と定期的に口腔内清掃を行い、
早期発見・早期治療により歯のダメージを最小限に食い留めることに力を入れています。
歯磨きやお食事の摂り方、唾液や噛み合わせの検査なども行っております。

ホワイトニング

「過酸素水素」という薬剤を使用して
歯の表面や中にある色素を分解して歯を明るくし、歯を白くする技術です。
歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」
ご自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。

小児歯科

お子さまの虫歯治療はもちろんのこと
「お母さんといっしょに、健康で丈夫な美しい歯を育てていきたい」 と考えています。

乳歯が顔をのぞかせるころには、永久歯が育ち始めています。
乳歯は永久歯に比べて「酸」に弱く、やわらかいという特徴があり
虫歯になってしまった場合は進行が早かったりします。

歯の生え変わりの時期はブラッシングが難しく、
永久歯もやわらかいため虫歯になりやすい時期です。
お子さまが自分の力で自分の歯を守れるようになるまでは親御さまの重要な仕事です。
定期的な受診で早期発見・早期治療が重要になります。

お子さまの歯科矯正

あごや骨格が完成し固まった大人とは違い、こどもの歯列矯正はあごの成長過程を利用して矯正を行います。
放置しておくと、見た目の問題や歯みがきが上手くいかず虫歯のリスクも高くなってしまいます。

お子さまの歯並びが気になっても、何歳頃から矯正治療を開始したら良いかとお悩みの親御さまもいらっしゃると思います。
目安としては3の倍数の年齢が歯の発育を知る基準になります。

● 3歳の頃には乳歯の歯並びが完成します。
● 6歳には上下の奥歯が生えそろう時期です。
● 9歳になると乳歯と永久歯が交じり合った時期になります。
● 12歳になると一番奥の第二大臼歯が生えはじめ
● 15歳で永久歯の歯並びが完成します。

個人差がございますので、お子さまによっては1～2年は前後することがあります。
定期健診でお口の中や歯並びチェックをすることが大切になります。

大人の矯正歯科

近年は大人になってから歯列矯正をはじめる人も大変増えてきています。
歯列矯正により正しい食生活が行え健康促進にも役立ちますが、
その後の歯のトラブルが生じにくくなります。

矯正治療は一般的に保険が適用されないので
歯並びやお口の中の状態によっては、費用が高額になる場合があります。

また、お子さまの矯正とは異なり大人はある程度骨が固まっていますので
動かした後に歯が元に戻ろうとする力が加わりやすく、治療期間を要することがあります。

歯並びや噛み合わせに、ご心配がある方はお気軽に一度ご相談にいらしてください。

インプラント

失った歯の部分に人工歯根を埋め込み、人工の歯をつける治療方法です。
人工歯根は長期間安定して使用することができ、生体親和性の良い
純チタンを用いたメーカーを使用しています。

お口の状態によっては、インプラント治療が最適ではない場合もあるので
患者さまに安心していただけるよう、しっかり治療前にご説明させていただきます。

百瀬歯科医院では予防治療を促進していますが、最終的な治療法として
インプラント治療をお薦めするケースがあります。
ご相談・診査は無料で応じておりますので、お気軽にご相談ください。

【インプラント治療のメリット】
入れ歯の脱着の手間や装着時の違和感がなくなります。
第三の永久歯とも言われているため、ご自身の歯のように食生活が送れます。

【インプラント治療のデメリット】
治療は保険が効かないので、治療費が高額となる場合があります。
患者さまの健康状態によっては、インプラント治療を行う事ができない場合があります。

インプラント治療の費用

百瀬歯科医院での実績では、およそ1本あたり330,000円ほどの治療費が掛かります。
埋入するインプラントの本数など治療の内容により異なります。

入れ歯・ブリッジ

歯は1本失っただけでもお口の中のバランスが崩れ、見た目や噛み合わせ、お体にも影響が出てしまう可能性があります。
お体の状態でインプラントが困難な場合や、外科手術を伴うインプラント治療に抵抗をお持ちの方もお気軽にご相談ください！

入れ歯

保険が適用されるので、安く手軽に短期間で作ることができます。
歯ぐきに当たるプラスチックの部分に厚みがあるため、
慣れるまではお口の中に違和感を感じる方がほとんどです。
また取り外し式で「痛い」などの理由により、咬むということ自体が難しくなる場合があります。

━装着後の状態に気を配った入れ歯を作製します━
入れ歯の装着後、安心して毎日の食生活を送ることが健康な生活の始まりです。

ブリッジ

ブリッジは固定式になりますので、取り外したり装置を洗ったりする手間がかかりません。
しっかりと両隣の歯に固定されているために、
モノを食べる際にも違和感なく、美味しく食べることができます。

ブリッジをするためには健康な歯を削らなければなりません。
歯を失っている部分の両隣の歯で支えますので、支えている歯に負担がかかってきます。
一番奥の歯を失っている場合や、多くの歯を失っている場合はブリッジができないというデメリットもあります。

歯を失った場合の治療法は様々ございます。
患者さまの抱えるお悩みやライフスタイルに合わせて治療法をご提案させていただきます。